
今回はフィル・ミケルソン選手のスイングについて解析していきます。
1976年6月16日生まれの48歳!アメリカ・サンディエゴ出身!
2年ぶりに出場した2018年全米オープンにて生涯グランドスラム達成を狙って優勝を目指したミケルソン。
しかし結果は48位。
また3日目にはゴルフ界を驚かす正規の大事件を起こすことになりました。
(しかもミケルソン誕生日の日にやってしまう)
「それは動いている球を打つ」という反則行為 ↓ の動画
私もライブで全米オープンを見ていて
「えっ!!どうしたの?棄権?ミケちゃんキレちゃった?」と驚きました。
アメリカのジョンデーリー選手なんかはこういったプレーをした直後に棄権をするので見たことはありましたが、紳士なゴルファーの代表格であるミケルソン選手がしたことに驚きました。
メディアや、選手たちも批判が殺到する中、
ミケルソン自身の見解は、
「さらなるトラブルの回避と、早く次のホールに行きたかったから」との理由です。
ミケルソンのコメントによると、ゴルフ協会のアンフェアなコースセッティングの抗議や、ゴルフルールを冒涜するような気持ちはなく、「いつかはやろうとおもっていた」そうです。
アメリカゴルフ協会もこの件については
「罰打を払ったのだから重大な反則行為ではない」との一点張りにてミケルソンにはお咎めなし!で解決されました。
しかし、紳士のプロゴルファーがあえて反則行為をおかし、罰打を払うことにより、打数を減らす行為は視聴者も見ていて気持ちいいものではないし、紳士の代表格ミケルソンがやったことで、世界各国のツアーでこういった行為が認められ、他の選手がマネするといったことにもなりかねない。
ゴルフというスポーツ自体が反則行為万歳という風潮になりかねないので、これはいただけないなという事件でした。
ミケルソンも反省していないみたいだし、アメリカのゴルフ協会もお咎めなしなので、これからも世界各国のツアーでこういった反則行為がでてくることでしょう!
さて気を取り直してフィル・ミケルソン選手のスイング解析です。
レディゴー!

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まずはスイング動画を見てみよう ↓
ライバル達のスイング解析もしてるよ ↓ 時間あったら見てね
アドレス

【右肩を落とし左腕とシャフトを一直線に】
このアドレスもミケルソンならではですね!
右肩を落とし左腕とシャフトが一直線になっています。
インパクトの再現性が高まり、インパクトでのミート率がより高まるアドレスです。
また高い球が打ちやすくキャリーで飛距離を稼ぎたいゴルファーにはもってこいです。
球が上がらず、低いスライスボールで悩んでいるゴルファーは必見の構え方です!
ただ右肩の位置管理や、体重移動が上手くできないと「ダフリ」のミスが増えるアドレスでもあります。
テークバック

【低く長〜いテークバック】
手打ちのイメージが強いミケルソンでしたが、テークバックでは大きな筋肉のボディーターンによってクラブを低〜くながく動かしています。
長い月日に渡って戦える安定感の源といえるテークバックです。
また左ひざを前に出しています。
これは体をコイルのように回転して動かしたいというスイングの狙いがあるといえますが、
おそらくミケルソンの考え方としては自分の体重をスイング中ずーっと左サイドに置いておきたいんだと思います。
その原因はアドレス!!
アドレスで右肩が落ちかなりアッパーに構えているので右足に体重移動(右足に体軸を預けると)をしすぎると打てなくなってしまうからです。
この動きからもセオリーにしばられないミケルソンならではの感覚派スイングの真骨頂であると言えます。
ハーフウェイバック

【少なめのコックでインサイドへクラブを上げる!】
ゴルフスイングの基本では、時計盤でいう腕が3時のポジションに来た場合、腕と手首からシャフト、クラブヘッドまでの角度が90度になるのが主流ですが、ミケルソンは65度程度ですね。
いかに手先を使わずに大きな筋肉でテークバックしているのがよくわかる一枚です。
これによってクラブは、クラブの重さによってインサイド気味にテークバックして行きます。
インサイドへテークバックすることでヘッド軌道がゆるやかなになり、現代のクラブにマッチしたスイングになります。
スピンコントロールもしやすく、風の吹く日などでは、飛距離の増減がしにくくなるので距離も合わせやすくなります。
バックスイング

【左サイドの積極的な動きでパワーを増築!】
左ひざを前へ内に絞り込み、つま先体重にして下半身が、画像から見ると左サイドが落ち左に傾斜しています。
この左への傾斜を作り出すことによって、ダウンスイング以降、右サイドが落ち、拮抗した動きとなり下半身のタイムラグ(時間差)が生まれ、ナイスリズム、拮抗した動きによる反発エネルギー増築となります。
ひと昔前のゴルフスイング(昭和パーシモン、メタルウッド)ではバックスイングで左かかと(右打者)が上がる「ヒールアップ」が主流で飛距離を稼いでいました。
これに類似したミケルソンのスイングは、ひと昔前のスイングがどうしても治らないといった人には参考になるスイングです。
【右肘のたわみで腕を鞭のように使いヘッドを加速!】
腕をシャフトのようにしならせ、鞭のようにシャフトを使うことによってさらなるヘッド加速が可能になります。
上体が力んでいる人は絶対この肘の動きはできません。
テークバックで、腕の動き(内旋外旋)の動きを理解して力みをとれば、この鞭のようにしなる腕の使い方ができるようになり、飛距離が大幅に伸びます!
ダウンスイング

【右膝でリズムを取る】
ダウンスイングにおいてもっとも重要なのは切り返すタイミングです。
心理的に欲をかいて飛ばそうとしたり、緊張でリズムが早くなってしまうと切り返しで支障をきたしどんなにいいスイングをしてもミスに繋がります。
ミケルソンは右膝を巧みに使って切り返しのリズムを一定にしています。
欲や、プレッシャーにも打ち勝つ、機械のような右膝の使い方はミケルソンのスイングの生命線と言えるでしょう。
ハーフウェイダウン

【左サイドがおとなしく上体が突っ込まないスイング】
テークバックからバックスイングまで右足を積極的に使ってリズムをとって来たミケルソンの下半身ですが、ハーフウェイダウンでは、左足をつっかえ棒にして懐を広くし、インサイドからクラブを入れていることがわかります。
このおとなしい左サイドの使い方によって球を正面で捉えることができ、ボールストライキング率(ミート率)が格段に向上します。
下半身を積極的につかい擦り玉が多い人はこの動きをマネしましょう!
ダウンスイングの正しい使い方は ↓ の記事より
インパクト

【世界トップレベルのミート率】
アドレスでの形そのもののインパクトで、非常にミート率の高いインパクトです。
左サイドの下半身もおとなしく、インパクト以降も右ひざにシワが見えているので伸びておらず、ミート率のすごく高いインパクトができています。
フォロースルー


【遠心力を最大限使ったフォロー】
しっかりと右ほほが左に流れないように意識しています。
これにより顔とクラブヘッドが離れ、クラブヘッドによる遠心力が最大になります。
それにより、しっかりと腕が伸び、大きな低く長いフォローになっています!
左サイドの下半身もおとなしく、インパクト以降も右ひざにシワが見えているので伸びておらず、ミート率のすごく高いインパクトができています。
フィニッシュ


【左ひざの角度キープで安定感のあるスイング】
驚くことに今だに右膝の角度が変わりません。
体の重心がすごく低いところにあり、非常に安定したフィニッシュです。
これだけ安定しているフィニッシュは見たことがありません。
まとめ
ミケルソンは感覚的な個性の強いスイングイメージだったのですが、スイング解析すると機械的な反復性の高い体の使い方をしていることが分かりました。
テークバックでは手先を使わず、大きな筋肉を使い、ダウンスイングでは左サイドをおとなしく使い、体が開かないように懐を広くとってインサイドに入れている安定感のあるダウンスイング。
左ひざは積極的に使うのですが、スイング中ずっと左ひざは曲がった状態で平行に動かします。
この反復率の高い3点の動きがものすごくすばらしいスイング箇所だと解説してみて感じました。
ボールストライキング率(ミート率)はものすごく高いと思います。
ながーく現役で安定して戦えているのもこのボールを真芯で捉える率の高い反復性の高いスイングがあるからこそだと思います。
ミケルソン独自のボールを真芯で捉えるための工夫がいっぱい詰まった素晴らしいスイングでした。
クラブセッティング
モデル名 | シャフト | |
ドライバー | キャロウェイ Rogue Sub Zero ロフト9度 | プロジェクト X HZRDUS T1100 |
3W | キャロウェイ Rogue Sub Zero ロフト13.5度 | プロジェクト X HZRDUS T1100 |
UT | キャロウェイ Rogue Sub Zero ハイブリッド 19度 | プロジェクト X HZRDUS T1100 |
UT (アイアン型) | キャロウェイ Epic Pro アイアン | KBS Tour V 125 |
アイアン | キャロウェイ X Forged アイアン | KBS Tour V 125 |
ウェッジ | キャロウェイ Mack Daddy PM Grind 56度 60度 64度 | KBS Tour V 125 |
パター | オデッセイ Versa No. 9 White | スチール |
ボール | キャロウェイ クロームソフト X |

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さて、最後まで見てくれた読者さん、お願いです。何かこのほかにもゴルフについてわからないことがありましたらはらちんまで教えてください。
こちらにメールどしどしお待ちして降ります。 ↓
はらちんも勉強になりますし、「ここは盲点やった」ということが見つかって他の読者のみなさまもよりよい情報が手に入ると思うので何卒御手数ですが、よろしくお願い申し上げます。
https://physical-golf.com/wp-admin/post.php?post=4432&action=edit
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ゴルフ講師と整体師を仕事にしてます。原田千彰と申します。NZ,米、豪、三ヶ国のゴルフ留学経験と、有名コーチに習いゴルフを学び、対面での指導に限界を感じ、より多くの人に、自身のゴルフ上達論をお伝えする為に情報発信しています。